シンガポールの食費を月5万円に抑える方法【ホーカー・ウェットマーケット活用術】
結論から言うと、シンガポールで月の食費をSGD 450〜500(約5万円)に抑えることは十分に可能です。私自身、移住して最初の半年は月SGD 800以上使っていましたが、ホーカーセンターとウェットマーケットをうまく使うようになってから、食費が半分近くまで下がりました。
正直に言うと、シンガポールは「物価が高い国」というイメージがありますが、食費に関してはローカルフードをうまく活用すればかなり安く済みます。日本食レストランやカフェばかりだと月10万円を超えますが、現地の食文化に馴染めば驚くほどコスパが良いんです。
ホーカーセンターとは?シンガポールの最強節約スポット
ホーカーセンター(Hawker Centre)は、シンガポール政府が管理する屋外フードコートのような施設です。国内に120カ所以上あり、1食SGD 3〜8で食べられます。2023年のIPS調査によると、ホーカーで3食とると1日約SGD 17〜18、月SGD 510〜540程度という結果が出ています。
移住してから気づいたのは、ホーカーは「安いから質が低い」わけではないということ。ミシュラン・ビブグルマンを獲得しているストールもあるし、味のレベルは本当に高いです。私はランチをほぼ毎日ホーカーで済ませていますが、飽きたことがありません。
ホーカーセンターの定番メニューと相場
実際に私がよく食べるメニューの2025〜2026年の相場をまとめました。
| メニュー | 価格帯(SGD) | 日本円目安 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| チキンライス(海南鶏飯) | 4.00〜6.00 | 約440〜660円 | 国民食。迷ったらこれ |
| ナシレマ | 3.50〜5.50 | 約385〜605円 | ココナッツライスのマレー料理 |
| ラクサ | 4.50〜7.00 | 約495〜770円 | ココナッツカレー麺。ハマる人続出 |
| エコノミーライス(雑菜飯) | 3.50〜6.00 | 約385〜660円 | おかず2〜3品選ぶスタイル |
| ワンタンミー | 4.00〜5.50 | 約440〜605円 | あっさり麺。朝食にも◎ |
| ロティプラタ | 1.50〜3.00 | 約165〜330円 | インド風パンケーキ。最安クラス |
| フィッシュボールヌードル | 4.00〜5.50 | 約440〜605円 | つるっとした食感がクセになる |
| コピ(ローカルコーヒー) | 1.20〜1.80 | 約130〜200円 | 甘めが基本。甘さ控えめは「コピ・オー・コソン」 |
⚠️ 要確認: 日本円換算は1SGD=約110円で計算。為替レートにより変動します。
私のおすすめはエコノミーライス。ご飯の上に好きなおかずを2〜3品選ぶスタイルで、野菜もしっかり取れるし、SGD 4前後でお腹いっぱいになります。栄養バランスを考えると一番コスパが良いメニューだと思っています。
おすすめホーカーセンター
| ホーカーセンター | 場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| Maxwell Food Centre | Chinatown | 天天海南鶏飯が有名。観光客も多いが味は本物 |
| Chinatown Complex | Chinatown | 220以上のストール。シンガポール最大規模 |
| Old Airport Road Food Centre | Dakota | ローカルに愛される名店揃い |
| Lau Pa Sat | CBD | オフィス街のど真ん中。夜はサテーが名物 |
| Tiong Bahru Market | Tiong Bahru | おしゃれエリアにある穴場。チェークエが絶品 |
ウェットマーケットで自炊コストを下げる
「毎日外食は飽きる」「日本食を作りたい」という人には、ウェットマーケット(生鮮市場)での買い物がおすすめです。スーパーより新鮮で、しかも安い。移住してから気づいたのは、ウェットマーケットで買う野菜の鮮度がスーパーとは別次元だということです。
| 食材 | ウェットマーケット目安 | スーパー目安 |
|---|---|---|
| 葉物野菜(カイラン等) | SGD 1.00〜2.00/束 | SGD 1.50〜2.80/束 |
| 鶏もも肉 | SGD 5.00〜7.00/kg | SGD 7.00〜9.00/kg |
| 豚ロース | SGD 11.00〜13.00/kg | SGD 13.00〜16.00/kg |
| 鮮魚(丸ごと) | SGD 8.00〜15.00/kg | SGD 12.00〜20.00/kg |
| 卵(10個) | SGD 2.00〜2.80 | SGD 2.50〜3.50 |
| 豆腐 | SGD 0.80〜1.50 | SGD 1.20〜2.00 |
⚠️ 要確認: ウェットマーケット価格は2025〜2026年の概算。店舗・時期により変動あり。
ウェットマーケットの攻略ポイントは朝6〜7時に行くこと。この時間帯が一番品揃えが良くて新鮮です。逆に閉店間際(11時頃〜)は値引き交渉しやすいので、安さ重視なら遅めに行くのもアリです。Tekka Market(リトルインディア)やTiong Bahru Market は日本人にも行きやすい雰囲気でおすすめです。
スーパーマーケットの使い分け
シンガポールにはいくつかの主要スーパーチェーンがあり、それぞれ得意分野が違います。私は目的によって使い分けています。
| スーパー | 価格帯 | 得意分野 | 私の使い方 |
|---|---|---|---|
| Sheng Siong | ★(最安) | 生鮮食品・シーフード | 週末のまとめ買い |
| FairPrice | ★★ | 日用品・PB商品が充実 | お米・調味料はここ |
| Giant | ★★ | コスパ重視の品揃え | セール時に利用 |
| Cold Storage | ★★★(高め) | 輸入食材・チーズ類 | たまのご褒美用 |
| Don Don Donki | ★★〜★★★ | 日本食材・惣菜 | 20時以降の割引惣菜狙い |
正直に言うと、Don Don Donkiは日本の食材が手に入って嬉しいのですが、普段使いには高め。ただし夜8時以降は惣菜や寿司が20〜50%オフになるので、タイミングを合わせればかなりお得です。日常の買い物はSheng SiongかFairPriceがベストです。
もうひとつの節約テクは、各スーパーのPB(プライベートブランド)商品を使うこと。FairPriceのハウスブランドやGiantのMeadowsブランドは、有名ブランドと同じ工場で作られていることが多く、味もほとんど変わりません。調味料やパスタ、缶詰などはPBで十分です。
私のリアルな1週間の食費を公開
実際の私の1週間の食費はこんな感じです。
| 項目 | 内容 | 金額(SGD) |
|---|---|---|
| 平日ランチ×5 | ホーカーセンター | 25.00 |
| 平日ディナー×3 | 自炊(ウェットマーケット食材) | 15.00 |
| 平日ディナー×2 | ホーカーセンター | 12.00 |
| 朝食×7 | トースト・フルーツ・コピ(自宅+カヤトースト屋) | 10.00 |
| 週末の食事 | 自炊+ホーカー | 20.00 |
| 週末のスーパー買い出し | 調味料・お米・日用品の按分 | 15.00 |
| 飲み物・おやつ | コピ、フルーツ等 | 8.00 |
| 週合計 | 約105.00 | |
| 月換算 | 約450.00(約49,500円) |
もちろん友人との外食や、たまに日本食レストランに行くこともあるので、実際は月SGD 500〜550くらい。それでも日本円で5万〜6万円台です。タピオカやカフェに毎日通うと月SGD 150以上余分にかかるので、そこは意識して控えています。
食費を抑えるための5つのコツ
- ランチはホーカー一択:会社近くのホーカーを開拓するのが一番の節約。SGD 5前後で満足できます
- 自炊はウェットマーケット食材で:スーパーより2〜3割安いうえに鮮度が段違い
- スーパーのPB商品を活用:調味料・乾物はハウスブランドで十分
- ドンキの夜割を狙う:20時以降の割引惣菜は日本食が恋しいときの救世主
- ドリンク代を意識する:バブルティーやカフェラテの習慣をコピに変えるだけで月SGD 100以上節約できる
まとめ:シンガポールの食費は工夫次第
シンガポールの食費は「高い」と思われがちですが、ホーカーセンターとウェットマーケットを活用すれば月5万円前後に抑えることは現実的です。私自身、移住3年目の今でもこのスタイルを続けていて、食事の満足度は日本にいた頃と変わりません。むしろ、多国籍な料理が安く楽しめる分、食の楽しみは増えたかもしれません。
これからシンガポールに移住する方は、まず近所のホーカーセンターを3〜4カ所回ってお気に入りのストールを見つけるところから始めてみてください。きっと「シンガポール、食費は意外といけるかも」と思えるはずです。
※記事内の価格は2025〜2026年時点の情報です。為替レート・物価変動により実際の金額は異なる場合があります。
シンガポールのグルメ体験
Klook.com
コメント
コメント一覧 (6件)
[…] 家賃は東京の2〜3倍、外食(レストラン)は1.5〜2倍。でもホーカーセンター(屋台街)を使えば食費は東京とほぼ変わらないし、交通費はむしろ安い。項目によって全然違うんです。 […]
[…] ホーカーセンターは2020年にユネスコ無形文化遺産に登録されたシンガポールの誇る食文化。私は週4〜5回ホーカーで食べていて、正直に言うとこれなしではシンガポール生活は成り立ちません。食費の節約にも直結するので、食費節約の記事と合わせて読んでもらえたら嬉しいです。 […]
[…] ホーカーのランチは$4〜6だけど、毎日だと月$100超え。お弁当を週3回持参するだけで月$50くらい浮く。シンガポールの物価を考えると、この節約は大きい。保温タイプの弁当箱がShopeeで安く手に入る。 […]
[…] Golden PrawnやHarbour Bay Seafoodが人気店。エビ、カニ、イカ…テーブルいっぱいに頼んでもSGD 15〜25程度。シンガポールのホーカーより安いのに量も味も大満足です。 […]
[…] 中級クラスのホテルに泊まって、ホーカー(屋台街)とレストランを半々くらいで使うなら、1日あたりSGD 200〜350(約2〜4万円)が目安です。 […]
[…] 街歩きだけなら完全無料。チャイナタウンのBuddha Tooth Relic Temple、リトルインディアのSri Veeramakaliamman Templeなど寺院巡りも楽しいです。ストリートフードはSGD 3〜5でお腹いっぱいになれるので、食費を抑えたいときにも助かります。MRT直結なのでMRTの乗り方さえわかればすぐ行けます。 […]