シンガポールの生活費リアル公開|単身・夫婦・家族の月額内訳

シンガポールの生活費を計算するイメージ

シンガポールの生活費リアル公開|単身・夫婦・家族の月額内訳

「シンガポールの生活費って実際いくらかかるの?」——移住前にいちばん聞かれる質問がこれです。私自身、渡星前にネットで調べまくりましたが、情報がバラバラで結局よくわからなかった記憶があります。なので今回は、私の実体験と周りの日本人友人のデータをもとに、リアルな数字をまるっと公開します。

結論から言うと、単身でSGD 3,500〜5,500(約39万〜61万円)、夫婦でSGD 5,500〜8,000(約61万〜88万円)、子ども1人の家族でSGD 8,000〜15,000(約88万〜165万円)が月額の目安です。「高い!」と思うかもしれませんが、給与水準も日本より高いので、バランスを見ると意外とやっていけます。

「シンガポール、家賃高すぎて生活できなくない?」って渡星前に何度も聞かれました。私も2022年4月に来た時、River Valleyのスタジオが月SGD 2,800と言われて卒倒しかけた口です。。結局1年目はTiong Bahruのコンドでルームシェア(SGD 1,500)にして正解でした。同僚のDavidに「最初からスタジオ借りる日本人駐在は金銭感覚バグってる」と笑われましたが、実際フタを開けてみると家賃以外は意外と日本と変わらない項目も多くて。今は1BRに引っ越して月の総支出はSGD 4,800前後。最初の頃のドキドキは何だったのか、という感じです。

目次

単身者の月額生活費(SGD 3,500〜5,500)

私が移住1年目に実際にかかっていた金額をベースに、2026年現在の相場で整理しました。

項目月額(SGD)日本円目安備考
家賃1,200〜2,200約13万〜24万円ルームシェア1,200〜1,500 / スタジオ1,800〜2,200
光熱費(シェア分)100〜150約1.1万〜1.7万円エアコン使用頻度で変動
食費600〜1,000約6.6万〜11万円ホーカー1食SGD 5〜8 / レストランSGD 20〜40
交通費100〜150約1.1万〜1.7万円MRT・バス中心
スマホ通信費20〜40約2,200〜4,400円SIMオンリープラン
保険100〜250約1.1万〜2.8万円医療保険(会社負担なしの場合)
娯楽・交際費200〜400約2.2万〜4.4万円飲み会・映画・ジムなど
日用品・雑費200〜400約2.2万〜4.4万円日本食材を買うと高めに
合計3,500〜5,500約39万〜61万円

日本円換算は1SGD=約110円で計算。為替レートにより変動します。

正直に言うと、いちばん大きいのは家賃です。エリア選びで家賃は大きく変わるので、まずは住む場所を決めるのが生活費コントロールの第一歩。私の場合、最初はルームシェアでSGD 1,300からスタートしました。食費はホーカー中心にすればかなり抑えられます

夫婦の月額生活費(SGD 5,500〜8,000)

夫婦で移住した友人カップルの実例をもとにまとめました。単身の2倍にはならないのがポイントで、家賃・光熱費をシェアできるぶんコスパは良くなります。

項目月額(SGD)日本円目安備考
家賃2,200〜3,500約24万〜39万円1BR〜2BRコンドミニアム
光熱費150〜250約1.7万〜2.8万円1部屋分の全額負担
食費(2人分)1,000〜1,800約11万〜20万円自炊を増やすと節約しやすい
交通費(2人分)200〜300約2.2万〜3.3万円MRT・バス中心
スマホ通信費(2人分)40〜80約4,400〜8,800円
保険(2人分)200〜500約2.2万〜5.5万円
娯楽・交際費300〜600約3.3万〜6.6万円
日用品・雑費300〜500約3.3万〜5.5万円
合計5,500〜8,000約61万〜88万円

夫婦の場合、共働きなら世帯収入が高くなるので余裕は出やすいです。逆に片方がDP(帯同ビザ)でLOC(Letter of Consent)を取得していないと働けないので、その場合は生活費の管理がより重要になります。

家族(子ども1人)の月額生活費(SGD 8,000〜15,000)

子どもがいると一気に跳ね上がるのが教育費。日系幼稚園・インターナショナルスクール・ローカル校で金額が大きく変わります。

項目月額(SGD)日本円目安備考
家賃3,000〜5,000約33万〜55万円2BRコンドミニアム(学区考慮)
光熱費200〜350約2.2万〜3.9万円
食費(家族3人)1,200〜2,000約13万〜22万円
チャイルドケア・幼稚園1,000〜2,500約11万〜28万円ローカル〜日系・インターで差大
ヘルパー(任意)800〜1,200約8.8万〜13万円給与+食費+levy込み
交通費200〜400約2.2万〜4.4万円タクシー利用増える傾向
スマホ・通信費50〜100約5,500〜1.1万円自宅Wi-Fi込み
保険(家族分)300〜600約3.3万〜6.6万円
娯楽・教育費300〜600約3.3万〜6.6万円習い事・お出かけ
日用品・雑費400〜600約4.4万〜6.6万円
合計8,000〜15,000約88万〜165万円

家族移住の場合、会社からの住宅手当や教育手当があるかどうかで体感コストが全く違います。駐在パッケージが手厚い場合はSGD 8,000以下に抑えられることもありますし、手当なしだとSGD 15,000を超えることも珍しくありません。移住にかかる初期費用も含めて、事前に会社との条件交渉をしっかりしておくのが大事です。

シンガポール vs 東京|主要項目の比較

実際に毎月お金を使っていて感じるのは、「高いもの」と「安いもの」がはっきり分かれていること。東京と比較してみると傾向がわかりやすいです。

項目シンガポール東京比較
ワンルーム家賃SGD 1,800〜2,200(約20万〜24万円)約7万〜12万円SGが2〜3倍高い
ホーカー1食SGD 5〜8(約550〜880円)約600〜1,000円(牛丼・定食)ほぼ同じ
レストラン(ランチ)SGD 15〜25(約1,650〜2,750円)約800〜1,500円SGが1.5〜2倍高い
MRT初乗りSGD 1.09(約120円)約140〜170円SGがやや安い
タクシー初乗りSGD 4.10(約450円)約500円ほぼ同じ
ビール(スーパー)SGD 5〜8(約550〜880円)約200〜300円SGが2〜3倍高い
所得税率最大22%最大55%(住民税込み)SGが大幅に低い

東京の価格は2025〜2026年の概算。シンガポールのMRT運賃・タクシー初乗りは変動する場合があります。

家賃とお酒はかなり高いですが、公共交通とローカルフードは東京とほぼ同じかむしろ安い。そして税金の低さが圧倒的。手取りベースで比較すると、年収が高い人ほどシンガポールのほうが有利になります。もっと詳しくはシンガポール物価比較の記事にまとめています。

生活費を抑える5つの節約Tips

移住してから実際に効果があった節約方法をシェアします。

  1. ホーカーセンターをメイン食堂にする:ランチをホーカーに変えるだけで月SGD 200〜300は浮きます。食費節約の詳細はこちら
  2. ウェットマーケットで自炊する:スーパーより2〜3割安い生鮮食品が手に入ります。日本食材の調達方法も工夫すればコストダウンできます。
  3. MRT・バス通勤を徹底するGrab(配車アプリ)を使うと1回SGD 10〜20飛ぶので、MRTとバスの使い方を早めにマスターするのがおすすめ。
  4. エリア選びで家賃を下げる:中心部(Tanjong Pagar・Orchard)を避けて少し外れたエリア(Jurong East・Tampines・Woodlands)を選ぶだけで家賃がSGD 300〜500下がります。
  5. お酒はホームパーティーで:バーやレストランのアルコールは驚くほど高い(ビール1杯SGD 12〜18)。友人とスーパーでお酒を買って自宅で飲むのがシンガポール流の節約術です。

よくある質問(FAQ)

Q. シンガポールで月いくら貯金できる?

単身で月収SGD 6,000〜8,000の場合、生活費を抑えればSGD 1,500〜3,000は貯金に回せます。税金が低いぶん、手取りが多いのがシンガポールの強み。私の場合、東京で働いていた時より月の貯金額は確実に増えました。

Q. 日本の生活費感覚でやっていける?

家賃以外は工夫次第で東京とそこまで変わらない水準にできます。ただし「日本と同じ生活」を求めると高くつきます。日本食レストラン毎日、日本のお菓子やドリンクをスーパーで買う…という生活だと食費だけでSGD 1,500を超えることも。ローカルの食文化やライフスタイルに馴染むほどコストは下がります。

Q. 急な出費で注意すべきものは?

いちばん怖いのは医療費です。GPクリニック(一般医院)で1回SGD 30〜80程度ですが、専門医や入院になると数千SGDになることも。会社の医療保険がない場合は、個人で加入しておくことを強くおすすめします。歯科治療も日本より高いので、移住前に済ませておくのが鉄板です。

シンガポールで働く際の給与水準・EP申請の最低給与基準はEP完全ガイドでまとめています。

💭 あやかメモ:光熱費の落とし穴

意外と見落とされがちなのがエアコン代。同じコンドの台湾人ママ友が「24時間つけっぱなしにしたら電気代がSGD 280来た」と嘆いていました。私も2023年の乾季に寝室だけつけっぱなしにしたらいつもの倍。シンガポールの電気代、日本より単価高めなのでナメてかかると痛い目に遭います。寝る時はタイマー2時間+扇風機の合わせ技がおすすめ。

まとめ|シンガポールは高いけど、稼げる国

シンガポールの生活費は確かに高いです。でも、所得税が低い・公共交通が安い・ホーカーが充実しているという3つの条件があるおかげで、上手にやりくりすれば東京で暮らすのと同じくらいの貯金ペースを維持できます。

私自身、移住前は「月50万もかかるのか…」と不安でしたが、実際に住んでみると思ったよりコントロールしやすいと感じています。家賃と食費をどこまで最適化するかが鍵で、そこさえ押さえれば生活の質を下げずにやっていけます。移住にかかる初期費用もあわせて確認しておくと、全体像がつかめるはずです。

📅 更新履歴

2026年5月更新:4月からSimplyGoの運賃が微調整され、私の通勤区間(Tiong Bahru→Raffles Place)が片道SGD 1.19→1.24に。月で見るとSGD 2〜3の差ですが、家賃も2026年に入ってからまた5%ほど上がっている印象です。

※ 記事内の金額は2026年4月時点の概算です。為替レート(1SGD=約110円で換算)や個人のライフスタイルにより実際の金額は異なります。最新情報は各公的機関の公式サイトをご確認ください。

シンガポールのグルメ体験

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この記事を書いた人

シンガポール在住の外資系OL。移住のリアルを現地から発信しています。

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