シンガポールのMRT・バスの乗り方完全ガイド【2026年最新・タッチ決済対応】

シンガポールのMRT・バスの乗り方完全ガイド【2026年最新・タッチ決済対応】

結論から言うと、シンガポールの公共交通機関はめちゃくちゃ便利です。私は毎日MRTとバスで通勤していますが、東京の満員電車と比べたらストレスは半分以下。しかも運賃が安い。片道S$1〜2程度で、月の交通費はS$100前後に収まっています。

ただ、最初は路線図の見方や支払い方法がわからなくて戸惑いました。特に2024〜2025年にかけて支払いシステムが大きく変わったので、古い情報のままだと混乱します。

この記事では、実際に毎日使っている立場から、2026年時点の最新情報をまとめました。

目次

MRT路線の全体像(2026年現在)

シンガポールのMRTは現在6路線が運行中です。各路線はカラーで区別されていて、駅には路線の頭文字+番号が割り振られているので、慣れれば迷うことはありません。

路線名 カラー 主要エリア 特徴
North-South Line(NS) オーチャード、マリーナベイ、ウッドランズ 最も歴史ある路線
East-West Line(EW) チャンギ空港、ブギス、ジュロン 空港直結・最長路線
North East Line(NE) クラークキー、セラングーン、パンゴル 全自動運転
Circle Line(CC) ボタニックガーデン、パヤレバー、ドービーゴート 2026年中にループ完成予定
Downtown Line(DT) ブキパンジャン、チャイナタウン、エキスポ 全35駅の大型路線
Thomson-East Coast Line(TE) ウッドランズノース、オーチャード、ベイフロント 2026年後半にStage 5開業予定

2026年の注目ポイントは2つ。Circle Lineが2026年中にカントンメント、ケッペル、プリンスエドワードロードの3駅が開業してループが完成する予定です。また、Thomson-East Coast LineのStage 5(シリン〜スンゲイベドック間)が2026年後半に開業予定で、Downtown Lineとの乗り換えも可能になります。

MRTの乗り方(5ステップ)

MRTの乗り方はとてもシンプルです。東京のSuicaと同じ感覚で使えます。

  1. 駅に入る:緑の矢印が表示されている改札ゲートを探します
  2. タップイン:カードやスマホをリーダーにかざします。残高や引き落とし額が画面に表示されます
  3. ホームへ移動:案内板で路線カラーと方面を確認。駅番号が小さくなる方向=都心方面と覚えておくと便利です
  4. 電車に乗る:ホームドアがあるので安全。車内アナウンスは英語と中国語です
  5. タップアウト:目的駅の改札で再度カードをかざして出ます。運賃が自動計算されて差し引かれます

大事なポイント:シンガポールの運賃は距離制なので、タップアウトを忘れると最高額が引かれてしまいます。私も移住直後に一度やらかしました。必ず出るときもタップしてください。

支払い方法の比較(EZ-Link・SimplyGo・タッチ決済)

正直に言うと、2026年現在はクレジットカードのタッチ決済が一番ラクです。ただ、状況によってベストな選択は変わるので、比較表にまとめました。

支払い方法 チャージ 運賃 おすすめの人
EZ-Linkカード(SimplyGo対応) 必要(駅の券売機・コンビニ等) カード運賃(最安) 在住者・長期滞在者
クレジットカード/デビットカードのタッチ決済 不要 カード運賃と同額 チャージが面倒な人・旅行者
スマホ決済(Apple Pay・Google Pay等) 不要 カード運賃と同額 カードを持ち歩きたくない人
Singapore Tourist Pass 不要(定額制) 1日S$22 / 2日S$29 / 3日S$34 ⚠️ 要確認: 2026年の最新価格 短期旅行で乗りまくる人
スタンダードチケット(単回券) 都度購入 割高 1〜2回しか乗らない人

私のおすすめ:在住者なら普段はスマホのApple Pay(またはGoogle Pay)で乗って、SimplyGoアプリで乗車履歴を管理するのが最強の組み合わせです。EZ-Linkアプリは2026年1月にSimplyGoアプリに統合されたので、今はSimplyGoアプリ一本でOKです。

Visa・Mastercardのタッチ決済対応カードなら、海外発行のカードでもそのまま使えます。旅行者でも改札にピッとかざすだけで乗れるので、わざわざEZ-Linkカードを買う必要はありません。

バスの乗り方

シンガポールのバスは路線数がものすごく多くて、MRTではカバーできないエリアに行くときに重宝します。私もMRTの駅から職場までの「ラストワンマイル」はバスを使っています。

  1. 前のドアから乗る:バスが来たら手を挙げて合図します(日本と違って止まってくれないことがあります)
  2. タップイン:前ドア横のカードリーダーにカードをかざします
  3. 席に座るか手すりにつかまる:優先席は高齢者・妊婦・子ども連れ用です
  4. 降車ボタンを押す:降りたい停留所の手前で赤いボタンを押します
  5. 後ろのドアから降りる:降車時にもう一度カードリーダーにタップアウト。これで距離に応じた運賃が確定します

注意点:バスは日本のように次の停留所名をアナウンスしてくれないことが多いです。Google Mapsで現在地を追いながら乗るのが確実。移住してから気づいたのですが、これに慣れるまでが一番大変でした。

運賃の目安

シンガポールの公共交通運賃は距離制で、MRTもバスも同じ計算方式です。乗り継ぎも1つのジャーニーとして計算されるので、MRT→バスと乗り換えても初乗り運賃が二重にかかることはありません。

距離 大人カード運賃(目安)
0〜3.2 km S$0.99〜1.50
3.3〜8.2 km S$1.50〜1.90
8.3〜15.2 km S$1.90〜2.20
15.3〜25.2 km S$2.20〜2.50
25.2 km超 最大S$2.57(上限)

⚠️ 要確認: 上記は2025年12月改定後の運賃です。最新の正確な金額はLTA運賃計算ツールで確認してください。

月額の目安:私の場合、平日の通勤往復+たまに週末のお出かけで月S$80〜120くらい。東京で通勤定期を買っていた頃と比べると、かなり安く済んでいます。週末のお出かけ先はKlookで観光スポットのチケットを事前購入すると、窓口より安くなることが多いのでおすすめです。

おすすめアプリ3選

移住してから毎日使っているアプリを紹介します。

1. Google Maps

シンガポールではGoogle Mapsの公共交通情報がとても正確です。バスの到着時間もリアルタイムで表示されるので、これだけで基本的に困りません。MRTの乗り換えルートも的確に案内してくれます。

2. SimplyGoアプリ

乗車履歴と運賃の確認に必須。クレジットカードのタッチ決済で乗ったときに「いくら引かれたか」がアプリ上で確認できます。2026年1月にEZ-Linkアプリと統合されたので、これ一つで大丈夫です。

3. MyTransport.SG

LTA(陸上交通庁)の公式アプリ。電車の遅延・運休情報や、バスの混雑状況をリアルタイムで見られます。特にMRTのトラブルが発生したときはこのアプリが一番早いです。車内の混雑度まで表示してくれるのが地味にありがたい。

通勤を快適にするコツ

3年間シンガポールで電車通勤してきた経験から、いくつかコツを共有します。

  • ピーク時間を避ける:朝8〜9時、夕方6〜7時が混雑のピーク。30分ずらすだけで快適さが全然違います
  • 羽織りものは必須車内の冷房がかなり強いので、薄手のカーディガンを常にバッグに入れています
  • 飲食は厳禁:MRT・バス車内での飲食はS$500の罰金。水もダメです。これは本当に厳格に取り締まられます
  • ドリアン持ち込み禁止:冗談みたいですが本当です
  • 乗り継ぎは45分以内:タップアウトから次のタップインまで45分以内なら1ジャーニー扱い ⚠️ 要確認: 制限時間

まとめ

シンガポールの公共交通機関は、安い・早い・安全の三拍子が揃っています。タッチ決済が普及したおかげで、今はクレジットカード1枚あれば改札もバスもタップするだけ。移住初日から問題なく使えます。

最初はMRTの路線図が複雑に見えるかもしれませんが、色分けと駅番号のルールさえ覚えれば簡単です。Google Mapsが正確に案内してくれるので、スマホさえあれば迷子になることはまずありません。

移住を検討している方は、交通の便については安心して大丈夫です。東京の通勤に慣れている人なら、シンガポールの通勤は天国に感じると思います。

※この記事の情報は2026年3月時点のものです。運賃や路線情報は変更される場合がありますので、最新情報はLTA公式サイトでご確認ください。

シンガポールの交通・フェリー

Klook.com
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

シンガポール在住の外資系OL。移住のリアルを現地から発信しています。

コメント

コメント一覧 (9件)

コメントする

目次