シンガポールのSIM・スマホ事情【キャリア比較と契約方法を解説】

シンガポールのSIM・スマホ事情【キャリア比較と契約方法を解説】

結論から言うと、シンガポールのスマホ事情は日本より圧倒的にシンプルで安いです。私は月S$18(約2,000円)のSIM-onlyプランで、データ50GB・通話し放題・5G対応という内容。日本にいたときは月6,000円以上払っていたので、移住してから通信費が3分の1になりました。

ただ、キャリアの選択肢が多すぎて最初は迷いました。大手3社に加えてMNO(第4のキャリア)(格安SIM)が10社以上あるので、何も調べずに契約すると損します。

この記事では、実際にシンガポールで複数のキャリアを使った経験をもとに、2026年時点の最新情報をまとめました。

目次

シンガポールの携帯キャリア一覧

シンガポールには大手キャリア(MNO)が3社、そしてそれぞれの回線を借りて運営するMNO(第4のキャリア)(格安SIM)が多数あります。日本でいうドコモ・au・ソフトバンクと、楽天モバイル・UQモバイルの関係に近いです。

種別 キャリア名 回線 特徴
大手 Singtel 自社 最大手。5Gカバレッジ最広。速度・安定性トップ
大手 StarHub 自社 2番手。都市部の5Gに強い。ケーブルTV・ネット回線とのセット割あり
大手 M1 自社 3番手。5G速度はSingtelに匹敵。契約縛りなしのプランが中心
MNO(第4のキャリア) GOMO(Singtel系) Singtel 4G/5G Singtelのサブブランド。月S$10〜で高コスパ
MNO(第4のキャリア) giga(StarHub系) StarHub 4G StarHubのサブブランド。データ繰り越し対応
MNO(第4のキャリア) Circles.Life M1 4G データ大容量プランが得意。AI機能付きプランあり
MNO(第4のキャリア) SIMBA 自社(旧TPG) 第4のMNO。低価格路線。5G展開中(2026年末までに全国カバー予定)
MNO(第4のキャリア) CMLink Singtel 中国系。月S$5〜で最安クラス。中国への国際通話が安い
MNO(第4のキャリア) Zero1 Singtel 月S$7〜の格安プラン。5G NSA対応プランあり

正直に言うと、通信品質は大手3社ならどこを選んでもほぼ問題ありません。シンガポールは国土が小さいので、日本のように「このキャリアは地方で繋がりにくい」という心配がないんです。5Gにこだわるならネットワーク速度・カバレッジともにSingtelが一歩リード、コスパ重視ならMNO(第4のキャリア)で十分です。

ポストペイド vs プリペイド:どっちを選ぶ?

シンガポールの携帯プランは大きく分けて「ポストペイド(後払い)」と「プリペイド(前払い)」の2種類です。

比較項目 ポストペイド(SIM-only含む) プリペイド
支払い 月末まとめ請求 事前チャージ
契約 契約なし〜12ヶ月 契約なし
必要書類 パスポート+就労ビザ(EP/SP等) パスポートのみ(30日有効)
料金 月S$10〜50程度 月S$5〜20程度
データ量 30GB〜無制限 10GB〜100GB程度
5G対応 対応プランあり 一部のみ
向いている人 在住者(EP/SP/PR保持者) 旅行者・短期滞在者

私のおすすめ:就労ビザを持っている在住者なら、SIM-onlyのポストペイドプラン一択です。契約縛りなし(または12ヶ月)で、プリペイドよりデータ量が多く、5Gにも対応しています。旅行や短期滞在ならプリペイドで問題ありません。

注意点:パスポートだけで購入したプリペイドSIMは30日間しか有効になりません。30日を超えて使いたい場合は、就労ビザやローカルIDを提示して再登録が必要です。これはIMDA(シンガポールの通信規制当局)の規制によるものです。

在住者向け:おすすめSIM-onlyプラン比較

2026年現在、シンガポールではSIM-onlyプラン(端末なし・通信契約のみ)が主流です。日本のように「2年縛り+端末セット」で契約する人はほとんどいません。

キャリア プラン例 月額 データ 5G 契約期間
GOMO 4G Saver S$10.18 100GB なし
giga 100GB 4G S$10.90 100GB なし
Zero1 200GB ⚠️ 要確認: S$7前後 200GB なし
Circles.Life エントリープラン ⚠️ 要確認: S$13前後 ⚠️ 要確認 なし
Singtel SIM-only 30GB ⚠️ 要確認: S$25前後 30GB 12ヶ月
M1 SIM-only ⚠️ 要確認: S$20前後 50GB なし
StarHub SIM-only ⚠️ 要確認: S$22前後 50GB 12ヶ月

コスパ最強はMNO(第4のキャリア)。月S$10前後のGOMOやgigaで88〜100GBのデータが使えるのは驚きですよね。日本では考えられない安さです。ただし4Gのみなので、5Gの速度が必要な人は大手キャリアのプランを選んでください。

私が実際に使ってみた感想としては、普段のLINE・YouTube・Google Map程度なら4Gで全く困りません。在宅勤務でZoomを多用する日でも、WiFiがあるので問題なしです。

SIMの契約手順(在住者向け)

在住者がSIM-onlyプランを契約する流れは、日本より簡単です。

  1. キャリアの公式サイトでプランを選ぶ:GOMO・giga・Circles.Lifeなどはオンラインのみで契約可能です
  2. 本人確認書類をアップロード:パスポート+就労ビザ(EP/SP/WP等)が必要です。PRの方はNRICでOK
  3. SIMカードを受け取る:自宅に郵送(通常1〜3営業日)またはeSIMならその場で開通
  4. SIMを挿して開通:届いたSIMをスマホに挿すだけ。APNの設定が必要な場合もありますが、最近のスマホはほぼ自動設定です

大手キャリア(Singtel・StarHub・M1)の場合は、Singtelショップや各キャリアの店舗でも契約できます。英語に不安がある方は店舗の方が安心かもしれません。

必要書類まとめ:

  • パスポート原本(コピー不可)
  • 就労ビザカード(EP/SP/WP/DP等)またはNRIC
  • クレジットカードまたはデビットカード(ポストペイドの場合)

IMDAの規制により、1人あたりプリペイドSIMは最大3枚まで登録可能です。

eSIMという選択肢

最近はeSIM(物理SIMカード不要の電子SIM)に対応するキャリアも増えています。Singtel・StarHub・M1の大手3社はすべてeSIMに対応済みです。

eSIMのメリットは3つ。

  • 即日開通:SIMカードの郵送を待つ必要がない
  • デュアルSIM:日本のSIMを残したまま、シンガポールのSIMを追加できる
  • 紛失リスクゼロ:物理カードがないので無くす心配がない

私は移住直後、日本の番号を残しつつシンガポールのSIMも使いたかったのでeSIMにしました。iPhoneならeSIM+物理SIMのデュアルSIM運用ができるので、日本の番号で着信を受けつつ、データ通信はシンガポール回線という使い方が可能です。

旅行者向けのeSIMも各キャリアが販売しています。M1やStarHubはチャンギ空港でのeSIM購入にも対応しており、到着後すぐにスマホで接続できます。

旅行者向け:ツーリストSIMの選び方

シンガポールに旅行で来る方には、チャンギ空港で買えるツーリストSIMが便利です。

キャリア 価格 データ 有効期間
Singtel S$12 100GB(4G) 14日間
Singtel S$30 100GB(5G)+ローミング5GB 28日間
M1 S$12 ⚠️ 要確認: 詳細データ量 15日間
M1 S$30 ⚠️ 要確認: 詳細データ量 ⚠️ 要確認

購入場所はチャンギ空港のChangi Recommends、セブンイレブン、Cheersなど。パスポートを見せるだけで買えます。

正直に言うと、eSIM対応スマホを持っているなら、旅行者もeSIMの方が便利です。事前にオンラインで購入しておけば、着陸した瞬間からネットが使えます。

シンガポールのWiFi事情

シンガポールは公共WiFiが非常に充実しています。政府主導の「Wireless@SG」というフリーWiFiが、国内2万ヶ所以上で利用可能です。

Wireless@SGが使える場所:

  • MRT全駅
  • ショッピングモール
  • ホーカーセンター(フードコート)
  • コミュニティセンター
  • 図書館

接続速度は最低5Mbps。YouTubeを観るには十分ですが、Zoom会議にはちょっと心もとないレベルです。接続にはSMSでワンタイムパスワードを受け取る方式で、海外の電話番号でも利用できます。

私の体感では、カフェやモールの無料WiFiも含めると、シンガポールでWiFi難民になることはほぼありません。ただし、ホーカーセンターのWiFiは混雑時に遅くなるので、安定したネット接続が必要な場合はモバイルデータの方が確実です。

まとめ:シンガポールのSIM選び、私のおすすめ

最後に、状況別のおすすめをまとめます。

  • 在住者(コスパ重視):GOMOまたはgigaのSIM-onlyプラン。月S$10前後で80〜100GBは破格
  • 在住者(速度重視):Singtelの5G対応SIM-onlyプラン。カバレッジと速度で一歩リード
  • 旅行者:チャンギ空港でSingtelのツーリストSIM(S$12/14日間)。eSIM対応スマホなら事前購入がベスト
  • 短期滞在(1〜3ヶ月):プリペイドSIMで開始→30日以内にビザ提示で再登録

移住してから気づいたのは、シンガポールの通信費は本当に安いということ。日本で高い携帯料金に悩んでいた私にとって、月S$10で快適に使えるのは嬉しい誤算でした。キャリア選びで迷ったら、まずは縛りなしのMNO(第4のキャリア)プランで試してみるのがおすすめです。

※ 記載の料金・プラン内容は2026年3月時点の情報です。最新の料金は各キャリアの公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

シンガポール在住の外資系OL。移住のリアルを現地から発信しています。

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